Positive Gridが持つアンプ・モデリング技術を駆使して製作されたアンプ・シミュレーター、BIAS Head。プロ・ギタリストを始め、多くのプレイヤーから好評を博した人気機種が、このたび小型&軽量化され、BIAS Mini Guitarとしてリリースされた。機能的にはBIAS Head・Rackと変わらないが、わずか2.5kgの重量、そして26.6（W） x 4.6（H） x 24.8（D）cmというサイズながら300Wのパワー・アンプを搭載し、自宅から大きなライブ会場まで活躍する。

　16の内蔵プリセットが選択でき、フロントに搭載された各ツマミで音色を調整することで、一般的なアンプ・ヘッドと同じ感覚で操作が可能だ。出力先もアンプ・キャビネット、ヘッドフォン、ライン、センド／リターンをボタンひとつで切り替えられる。

　付属するBIAS AMP 2 Proという専用ソフトウェアを使用すれば、お気に入りのアンプ・タイプをロードしたり、自分でアンプの真空管やパワー・アンプ、スピーカーなどを自由にカスタマイズできる。リアルタイムで変更が反映されるので、ソフトウェアを通してパーツの特性を知ることもできてしまう。これはほかにはない機能でおもしろい。

　また、MUCCのミヤ氏を迎え、実際にBIAS Mini Guitarとソフトウェアを使用した動画連動の特集がデジマート・マガジンにて11月後半に公開予定。ミヤ氏がどのようにアンプをカスタマイズしていくのか……乞うご期待！

ミヤ（MUCC）