ドラマー&チューナーとして活躍するMASUO（有松益男）と村上正人が結成したチーム＝DRUMMERS TOP TEAM。エフェクト・シートやツヤ消しのヘッドなど、数々のドラム製品をプロデュースしてきた彼らが、緩まないテンション・ボルト、HARDLOCK-LUGNUT（ハードロック・ラグナット）をリリースした。

　本製品は“究極のゆるみ止めナット”を作る大阪のメーカー、ハードロック工業との共同開発で、日本古来の“クサビ”の原理を用いた構造。偏芯加工した凹ナットと、真円加工を施した凸ラグナットを組み合わせることで、ボルト軸の直角方向に強力なクサビ効果が働き、テンション・ボルトとナットが完全に一体化するという仕組みだ。日本を代表するハード・ヒッターのMASUOがライブ本番で使用しても、ほぼ緩みはなかったという。

凹ナットと凸ラグナットをクサビ構造で組み合わせることで完璧に一体化させる

“こうなるまで叩いても緩みません” by MASUO

　テンション・ボルト5本と、ハードロックラグナット&ラグナット5個、締め付け用ミニ・スパナのセット販売で、ハードロックラグナットは15mmと17mmの2種類が用意されている。オシャレなパッケージにも注目だ。

　このHARDLOCK-LUGNUTについてプロデュースを手がけたMASUOは“今までいろいろな緩み止めパーツがありましたが、今回は究極の緩み止めナットを作っているハードロック工業さんにお願いして、HARDLOCK-LUGNUTを共同開発いたしました。取りつけは一手間かかるのですが、そのぶん緩まないという今までなかった安心感が得られるので、ぜひ試してください！”とコメントしている。

なおモデルによって適応しないスネア・ドラムもあるので、特設サイトでチェックしてみてほしい。