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【1分動画】MANA’E / Tenor Custom × 名渡山遼 〜最新ウクレレ・レビュー2019

MANA’E / Tenor Custom

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MANA’E / Tenor Custom

MANA’E / Tenor Custom

MANA’E / Tenor Custom

スロッテッド・ヘッドにはゴトー製ステルス・ペグがとり付けられている

 アメリカ・サウスダコタ州を拠点に活動するルシアー、ダン・ライアソンはクラシック・ギターの製作でも有名な人物です。マナエはそんな彼が主宰するウクレレ・ブランド。端正で気品のあるサウンドと作りで非常に高い評価を受けています。このテナー・カスタムは、トップにイングルマン・スプルース、サイド&バックにはカマニという材を使用。カマニはコアとともに、ハワイでは神木として大切にされている木材です。指板にはココボロ、ネックにはスパニッシュ・シダーが採用されるなどウクレレではあまり見られない木材の組み合わせが特徴的。サウンド・ポートもあり、伸びやなサステインと艶のあるトーンがとても魅力的です。

Natoyama's Impression

 このウクレレの製作者ダン・ライアソンさんは、もともとクラシック・ギター製作家としても定評のある方で、さすが!と思わせるほどのウクレレへの洗練された技術を感じました。縦と横のブレイシングのホゾ組みがとても個性的で、ブレイシングのボディ接着面積が少ないため、ボディの振動を妨げず、楽器全体が鳴っている印象を受けます。かといって強度も申し分なく、つま弾いた瞬間にその素晴らしい箱鳴りが身体を包み込むような感じで、弾いていてとても心地いいです。サステインも長過ぎず短過ぎずで、ストラミングもフィンガー・ピッキングも十分に受け止めてくれる表情豊かなウクレレです。サウンド・ポートの効果もあり、しっかりと楽器の音が耳に届くのでプレイにも良い影響が出そう。歯切れの良いカッティングから、伸びやかなバラード曲まで演奏者のモチベーションを上げてくれそうな、そんな楽器ですね。

ウクレレ・マガジン Vol.20 WINTER発売中!

1820UkMag.jpg 本記事は、リットーミュージック刊『ウクレレ・マガジン Vol.20 WINTER』の記事「最新ウクレレ・レビュー〜2019 WINTER Ukulele Review」を一部抜粋流用したものです。誌面では、最近発表された注目ウクレレ18本のレビュー記事を10ページに渡り掲載しています。今年こそ初めてのウクレレ購入を考えている方、また2本目のウクレレを探している方にも参考にしていただきたい内容ですので、ぜひチェックしてみてください!

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製品情報

MANA’E / Tenor Custom

価格:¥275,000 (税別)

【スペック】
●サイズ:テナー ●ボディ・トップ:イングルマン・スプルース単板 ●ボディ・サイド&バック:カマニ単板 ●ネック:スパニッシュ・シダー ●指板:ココボロ ●ブリッジ:ローズウッド ●ネック・ジョイント:14フレット ●ナット幅:約38mm ●スケール長:約430mm
【問い合わせ】
POEPOE TEL:03-3716-1339 http://nofofon.com/poepoe/
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プロフィール

My Dear Ukulele』 キング/KICS-3739

名渡山遼(なとやま・りょう)
1993年生まれ。小学生の頃からウクレレをはじめ、独学ながら卓越したテクニックを身につけ、10代の頃より各方面で活躍。また、早い段階からウクレレ製作にも興味を持ち、占部弦楽器製作所の占部英明氏に師事。現在では自作のウクレレをメイン器としている。これまでに計7枚のオリジナル・アルバムをリリース しており、4th『UKULELE SPLASH!』は“ハワイのグラミー賞”と言われる“ナ・ホク・ハノハノ・アワード”最優秀インターナショナル・アルバム部門にノミネートされ、日本人としては最年少で受賞を果たした。現在は日本大学芸術学部を経てプロ・ミュージシャンとしてのキャリアを本格的にスタートしており、2016年7月にメジャー・デビュー。今年7月には新作『My Dear Ukulele』を発表した。

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