フェンダーの次世代デジタル・ギター・アンプ“Mustangシリーズ”に、Mustang GTXシリーズ2機種とMustang LTシリーズ1機種が新たに加わった。

　Mustang GTXシリーズは、Mustang GTシリーズの高品位なトーン、プリセット機能、Wi-Fi、Bluetooth、ルーパーといったユーティリティ機能をすべて踏襲しながら、ステージ映えするルックスやキャビネット構造、搭載スピーカーなどをアップデート。キャビネットは、ライブでの使用を想定した構造となっており、優れた耐久性を誇る。新開発の12インチCelestionのスピーカーは、力強いレスポンスが特徴だ。加えて、エフェクトやアンプ・トーン、プリセットが増強され、グローバルEQ機能も追加。さらに、7ボタン・フット・スイッチGTX-7（Mustang GTX50は別売り、Mustang GTX100には付属）を活用すればバンク切り替えやエフェクト選択などをコントロールでき、より幅広いプレイに対応してくれるだろう。無償のアプリFENDER TONE 3.0（iOS／Android対応）を使うことで詳細なエディット、プリセットのバックアップ、リストアなども簡単に行なうことができる。

　ラインナップは、50W出力の「Mustang GTX50」と100W出力の「Mustang GTX100」。スピーカーのサイズは両者ともに12インチを1発搭載するが、「Mustang GTX50」はCelestion G12P80スピーカーを、「Mustang GTX100」はCelestion G12FSD-100スピーカーをマウントしている。

Mustang GTX50

Mustang GTX100

　Mustang LT50は、「Mustang LT25」の上位モデルで、ウッド・キャビネットに12インチ・スピーカーを搭載した50W出力のコンボ・アンプ。自宅環境はもちろんのこと、ライブ会場でのバンド演奏でも十分なパワーを備えている。初心者でも扱いやすいシンプルなユーザー・インターフェースが特徴で、デフォルトで60個ものプリセットを内蔵。さらに、無償のMac／PC版ソフトFENDER TONE 3.0を使ってプリセット管理やクラウド上のプリセット・トライアル、ファームウェアのアップデートが行なえる。

Mustang LT50