ヘッドウェイの桜10周年記念モデル、第一弾としてSAKURA'24&YOZAKURA'24の全8機種が登場
- 2024/03/19
Epiphone / Coronet
エピフォンより、歴代のオリジナル・ソリッド・ボディ・エレクトリック・ギターの中でも人気の高い3機種、「Coronet」「Crestwood Custom」「Wilshire P-90」が発売された。ジミ・ヘンドリックスやザ・フーのピート・タウンゼント、ブルース・スプリングスティーン、ジョニー・ウィンター、マイ・ケミカル・ロマンスのフランク・アイエロ等が使用したことでも知られるこれらのモデルは、いずれも薄いボディで軽く扱いやすい点も魅力。共通スペックは、左右対称のダブル・カッタウェイ・マホガニー・ボディにミディアムCプロファイルのマホガニー・ネック、12インチRのインディアン・ローレル指板、22フレットのミディアム・ジャンボ・フレット、エピフォン・ビキニ・バッジとアイボリー色のチューナーを装備したカラマズー・ヘッドストックなどとなっている。
1958年に発表された「Coronet(コロネット)」は、エピフォンのオリジナル・ソリッド・ボディ・エレクトリック・ギターの中でも、もっとも成功を収めたモデルのひとつ。今回の最新バージョンは、P-90ドッグイヤー・ピックアップを1基搭載、ホイル素材のEロゴが貼られたホワイト・バタフライ・ピックガードなど、初期の仕様の多くが復活している。さらに、CTSポテンショメーターによる1ボリューム/1トーンのコントロール、そしてライトニング・バー・コンペンセイテッド・ラップ・アラウンド・ブリッジなども特徴。そのシンプルなルックスからは想像できない、芯のあるきらびやかなトーンは唯一無比だ。カラーは、チェリーとエボニーの2種類がラインナップされている。
1958年に登場したCrestwood(クレストウッド)は、1959年に「Crestwood Custom」に改名。エピフォン初のオリジナル・ソリッド・ボディ・エレクトリック・ギターとして知られている。今回の最新バージョンは、ミニ・ハムバッカーを2基搭載、白いセンター・ストライプとホイルEロゴをあしらった透明なバタフライ・ピックガードなど、初期モデルを彷彿とさせる特徴を装備。さらに、指板のオーバル・インレイ、CTSポテンショメーターによる2ボリューム/2トーンのコントロール、ロックトーン・チューン-O-マティック・ブリッジに加え、トレムトーンのビブラート・テイルピースを搭載している。その力強く歯切れの良いサウンドは、まさにエピフォンのビンテージ・サウンド。カラーは、ポラリス・ホワイトとチェリーの2種類がラインナップ。
1959年に登場した「Wilshire(ウィルシャー)」は、エピフォンのオリジナル・ソリッド・ボディ・エレクトリック・ギターの中でも、もっとも成功を収めたモデルの一つ。ギブソンの軽量化されたダブル・カッタウェイ・モデルとして名高いSGよりも3年前に発表され、その参考モデルにもなったと言われている。今回の最新バージョン「Wilshire P-90」は、P-90ソープバー・ピックアップを2基搭載、ホイルEロゴをあしらったクリアーなバタフライ・ピックガードなど、こちらも初期モデルを彷彿とさせる特徴を装備。さらに、2ボリューム/2トーンのコントロール、ロックトーン・チューン-O-マティック・ブリッジ&ストップ・バーを搭載している。マホガニー・ボディにP-90というギブソン譲りの芯のしっかりしたトーンに、きらびやかさと豊かな中音域がミックスされたサウンドは、幅広いジャンルで活躍してくれることだろう。カラーは、チェリーとエボニーの2種類がラインナップされている。
価格:¥55,000 (税別)
価格:¥76,000 (税別)
価格:¥62,000 (税別)