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俺のボス Vol.25 / モリシー (Awesome City Club)

BOSS / DD-6

プロ・ギタリストが愛用するBOSSエフェクターの魅力をアツく語ってもらう連載。第25回目は、Awesome City Clubのギタリスト、モリシー。

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DD-6
とにかくオススメはWARP機能。

【セッティング解説】普段はおもにショート・ディレイ&WARP用として使用しており、ツマミの設定はそれぞれ抑えめ。モードをWARPにしてペダルを踏むと、幻想的な特殊効果が得られるという

※DD-6は販売完了品。現行品はDD-8で、そちらにもWARP機能は搭載されている。

 確か高校3年か大学1年の頃だったと思うんですけど、これが初めて買ったディレイなんです。当時、toeの美濃隆章(g)さんに憧れていて、彼が音を鳴らしながらツマミを動かして“ヒュイ~ン!”っていう効果音を出すのが、カッコ良いなって思っていて。それをやってみたくて手に入れたのがきっかけだったと思います。それ以来ずっとこれを使い続けていて、かれこれ15年以上になりますね。

 それと、WARP機能の面白さに“これだ!”と思った記憶もありますね。ペダルを踏みっぱなしにすると、“ファンファン~”って効果音が出せて、それがすごく気に入っているんですよ。普段はボードの外に出して、左足でその音をすぐに出せるようにしてあります。ライブの曲間での寂しい時に踏んで間を持たせたりとか、そんな使い方もしていますね。

 普段はレコーディングよりもライブで頻繁に使っています。BOSSのディレイはDD-500も持っているんですけど、そっちはメモリー切り替えができたりして、多機能なんです。でも、僕はライブ中にツマミの設定を変えたりしないので、ライブではDD-6、レコーディングではDD-500という使い分けることが多いですね。

 ちなみに、僕はこのDD-6をボードの最後に置いているんですけど、内部のバッファーの効果なのか、その直後につないであるアンプ・シミュレーターの音がいい感じに丸くなるんですよね。

 とにかくオススメはWARP機能。家でも遊べるし、ライブでも使えるし、ライブ中で会話に困った時にも踏めます(笑)。今でも好きですね。

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製品情報

BOSS / DD-6

価格:オープン

【スペック】
●コントロール:ペダル・スイッチ、E.LEVELつまみ、F.BACKつまみ、D.TIMEつまみ、MODEスイッチ  ●入出力端子:INPUT A(MONO)ジャック、INPUT Bジャック、OUTPUT A(MONO)ジャック、OUTPUT Bジャック、ACアダプター・ジャック(DC9V)●電源:9V電池、ACアダプター ●外形寸法:73(W)×129(D)×59(H)mm ●重量:440g
【問い合わせ】
ローランドお客様相談センター TEL:050-3101-2555 https://www.boss.info/jp/
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