ヘッドウェイ/桜モデル10th Anniversary〜四季折々のストーリー|冬
- 2024/05/23
Maestro / オリジナル・コレクション各種
1962年に世界初のファズ・ペダル「ファズ・トーン “FZ-1”」を生み出したマエストロ。以来、ザ・ローリング・ストーンズやピート・タウンゼント(ザ・フー)、ジョージ・ハリスン(ザ・ビートルズ)、エリック・クラプトン、ピーター・フランプトンから、フー・ファイターズ、ブラック・キーズ、ザ・ラカンターズまで、幅広い世代のアーティストに愛されてきた。その登場から数十年の時を経て、ギブソンがブランドを復活!
“マエストロ・オリジナル・コレクション”として新たに登場したのは、「FUZZ-TONE FZ-M」「RANGER OVERDRIVE」「INVADER DISTORTION」「COMET CHORUS」「DISCOVERER DELAY」の5機種。独自のサウンドを求めるミュージシャンのスタイル、デザイン、サウンドに合わせて開発。オリジナルのサウンドとスタイルに忠実であると同時に、マエストロの先進的でモダンな機能、多様性、優れたサウンドメイキング機能を兼ね備えている。各モデルとも、1つのトグルで2つの異なるボイシングを切り替えることができる “2 in 1” ペダルとして機能。3つのノブ、トゥルー・バイパス・スイッチング(ロゴ上部のビューグルLEDライトでアクティブ状態を確認可能)、人間工学に基づいたペダルボードに収まりやすいスペックも魅力だ。
キース・リチャーズ(ザ・ローリング・ストーンズ)が「サティスファクション」のリフで使用した、伝説的な “FZ-1” のトーンを彷彿させるファズ。トグルをクラシックからモダンに切り替えると、フル周波数でグラインドする現代的なファズ・サウンドも得られる。
ビンテージ真空管アンプのサウンドにインスパイアされ誕生したオール・アナログのオーバードライブ。モード切り替え用トグル・スイッチにより、チューブ・ライクなトーンと、よりクリーンでセンシティブなトーン(常時オンでの使用に最適)を切り替えることができる。ブースターとしてもおすすめだ。
ハイ・ゲインでオール・アナログの最新ディストーション。アグレッシブで迫力あるサウンドと豊かなハーモニクスが特徴で、多彩なディストーション・サウンドを生み出す。トグル・スイッチによりノイズ・ゲートが使用可能で、かかり具合は内部のトリム・ポットで調整できる。
アナログ・ディレイ素子 “BBD”(バケット・ブリゲード・ディバイス)技術を使用したコーラス。アース・モードでは、伝統的な温かみのあるアナログ・コーラス・トーンと、繊細に渦巻くようなエフェクトが得られる。オービット・モードに切り替えると、ロータリー・スピーカーのようなビブラートとトレモロが追加される(内部トリム・ポットで微調整が可能)。
“BBD” 技術を使用した伝統的な温かみのあるディレイ。ディレイ・タイムは20~600ms。トグル・スイッチによりモジュレーションが起動し、若干サチュレーション状態にあるカセットテープのようなワウ・フラッター効果から、大幅にピッチ・シフトされた変調効果まで、さまざまな効果が付加される。また、モジュレーションの速度とスイープ範囲は2つの内部トリム・ポットにより調整可能。
なお、出荷開始は1月末を予定。さらに、2022年後半には第2弾として新たに5種類のペダルを発売予定。また、オリジナル・デザインのスペックを忠実に再現した限定生産のペダル “マエストロ・カスタムショップ・コレクション” も開発中とのことだ。