ヘッドウェイ/桜モデル10th Anniversary〜四季折々のストーリー|春
- 2024/05/02
Casio / CT-S1000V
カシオ計算機は、電子キーボード“Casiotone(カシオトーン)”の新製品として、特別な演奏スキルや細かい調整を必要とせず、鍵盤で歌声を演奏できる電子キーボード『CT-S1000V』を3月上旬に発売する。価格はオープンプライス。
CT-S1000Vは、新開発の音源技術“Vocal Synthesis(ボーカル・シンセシス)”による歌詞情報とボーカル音色を組み合わせて作った人間やロボットボイス、動物などの歌声をキーボードで演奏可能。Vocal Synthesisは、名古屋工業大学発ベンチャー企業の「株式会社テクノスピーチ」の技術をベースに開発された、楽器で歌声を作り出す独自音源技術で、あらかじめ実際に歌われた音声を機械学習させた発音モデルと年齢、性別などのボーカリストデータを掛け合わせて、歌詞付きの歌声を生み出すことができる。あらかじめ設定した歌詞フレーズを鍵盤を押すごとに歌詞の音節が進む“ノートモード”と、鍵盤を押している間は歌詞の音節が自動的に進む“フレーズモード”の2種類を搭載。これによって歌詞と演奏にズレが生じず、歌詞に縛られない演奏が実現可能になる。
また、“AiX音源”による“Vocal Synthesis”の歌声のほか、多彩な音色を内蔵しており、高い表現力の“ADVANCED TONES”に加え、同社が開発してきた電子楽器からの厳選音色“CASIO CLASSIC TONES”など900種類を内蔵。また100種類の歌詞のフレーズを本体に搭載し、専用アプリ「Lyric Creator(リリック クリエイター)」上で、オリジナルの歌詞作成や詳細な発音編集などを行なえる。
価格:オープン