Rolandは、フラッグシップ・モデルFANTOMシリーズのサウンドとアプリケーション、操作性を継承し、軽量可搬性に優れた多機能シンセサイザーの新製品「FANTOM-0（ファントムゼロ）」シリーズを3月25日に発売する。価格はオープン・プライス。

　FANTOM-0シリーズは、61鍵タイプのFANTOM-06、76鍵タイプのFANTOM-07、88鍵盤ピアノ・アクション鍵盤を備えたFANTOM-08の3モデルのラインナップで構成され、同社FAシリーズの後継機種としてサウンド、演奏性、操作性、制作ワークフローなどのグレードアップが図られているだけでなく、軽量設計で可搬性にも優れている。

　フラッグシップ・モデルFANTOMから継承した3,000を超えるサウンド・ライブラリーを収録し、Roland Cloudを通じてサウンド・ライブラリーの拡張が可能な他、SuperNATURAL音源のAcoustic Piano、Electric Pianoに加え、バーチャル・トーンホイール・オルガン内蔵など、高品質なサウンドを最初から手に入れることができる。加えてノンストップ・ループ録音可能なクリップ・ベースのシーケンサー、16個のパッドや鍵盤からオーディオ・フレーズを再生するサンプラー、DAWを直接コントロール可能なインテグレーション機能などを備えており、それらが有機的に構成されている。

　本体にはタッチ・スクリーン対応カラー・ディスプレイ、高解像度ノブ、スライダー、マルチカラー・パッド、専用SYNTH コントロール・セクション装備などを装備し、優れた操作性を実現するとともに、4in／32out USB AUDIO／MIDIインターフェース機能を搭載し、DAWとの親和性も高い。

FANTOM-06

FANTOM-07

FANTOM-08