世界中のキーボード・メーカーに良質な鍵盤を供給しているイタリアのFATAR（ファタール）。その自社ブランドであるStudiologic（スタジオロジック）から、ステージ・ピアノ「Numa X Piano」シリーズのフラッグシップ＝Numa X Piano GTが国内発売される。

　Numa X Pianoシリーズは、サンプリング、ウェーブシェイピング、物理モデリングをミックスして音作りが楽しめるサウンド・エンジンを搭載。高解像度スペクトル補間によるアコースティック・ピアノをはじめ、ギターやオーケストラからシンセ音色まで200以上のサウンドが収録されている。

　シャープなTFTカラー・ディスプレイとカラー・エンコーダーは演奏中の視認性も高く、スムーズなコントロールが可能。鍵盤はもちろんFATAR製で、内部音源もしくは外部MIDIに割り当てができる４つのゾーンを持ち、さらに外部入力端子を備えた４チャンネル・デジタル・ミキサー機能、USBオーディオ・インターフェース機能も有す。

　Numa X Pianoシリーズの３つのモデルは鍵盤構造／鍵盤数の違いがあり、今回販売開始されたフラッグシップのNuma X Piano GTは最新の88鍵TP/400 WOOD グレーデッド・ハンマーアクション鍵盤を採用。上質な演奏体験を提供する。

Numa X Piano GT

　TP/110プレミアム・ハンマーアクション鍵盤を採用した88鍵のNuma X Piano 88、73鍵のNuma X Piano 73もリアルなタッチが特徴で、本体の軽量化（Numa X Piano 88：14kg、Numa X Piano 73：11.7 kg）によって可搬性に優れる。用途によって選べる３モデル、FATAR自慢の鍵盤と先進的なサウンド・エンジンをぜひご堪能あれ。

Numa X Piano 88（上）、Numa X Piano 73（下）