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【Shure/GLX-D16+ギターペダル・ワイヤレスシステム】ボディパック送信機+ペダル受信機のワイヤレスセット

Shure / GLX-D16+ギターペダル・ワイヤレスシステム

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 Shure(シュア)からデジタル・ワイヤレス・システムの新機種GLX-D+シリーズが登場した。送信機と受信機をセットにし、“手軽にワイヤレスが始められる”と好評を得たGLX-Dシリーズの第二世代で、フル充電時における送信機の連続使用時間などが向上。マイク型などもライナップされる同シリーズの中から、ギタリストにとって有用なボディパック型+ペダル型の「GLX-D16+ギターペダル・ワイヤレスシステム」を紹介しよう。

 ボディパック型の送信機+ペダル型の受信機、そしてプレミアム・ギター・ケーブルWA305(91cm)をパッケージしたモデルで、ギター→(ケーブル)→送信機→(ワイヤレス)→受信機→(ケーブル)→エフェクター/アンプという形で接続をする。つまり、従来はギター→エフェクター/アンプを有線接続していたところを、デジタル・ワイアレスにすることで自由に動きながらのギター・プレイが楽しめるわけだ。

システム概念図。簡単に言えば、ギターとアンプ/エフェクターの接続をデジタル・ワイヤレス化するシステム

 ボディパック型の送信機は充電式で、最大17時間もの使用が可能。ペダル型の受信機は足下のエフェクト・ボードにセットしやすいように頑丈な金属製のボディを採用し、チューナー機能もスタンバイ。9V DC電源につないで使用する。また、6.3mmギター入力端子を備え、ワイヤレス入力と有線ギター入力のいずれかを切り替えられる機能も備える。

 ワイヤレス・サウンドの高いクオリティを目指しつつ、送信機と受信機は自動的にペアリングされるため、セッティング自体はとてもシンプル。ワイヤレス周波数は2.4GHz帯を使っており、使用にあたって特別な免許は不要。屋内の場合、距離にして約30m(好条件の場合は約60m)ものワイヤレス接続が可能となっている。販売開始は2023年4月5日(水)。こちらの試用記事もぜひチェックしていただきたい。

ボディパック型の送信機。ギターからの接続は付属のWA305ケーブルなどを介して行う

ペダル型の受信機。チューナー機能が付いており、フォーン・タイプの入出力端子を備える

送信機を腰回りにセットしたときのイメージ

受信機(右)をエフェクト・ペダルと並べてセッティングしたイメージ


【関連ギタリスト・コメント】

 「最初に感じたのは、音そのもののナチュラルさ。ワイヤレスでいつも懸念してる遅延がないことは自分にとっては非常に重要なポイントだったし、SHUREのGLX-D+は使いやすくて、ペダルボードにもピッタリ。とても安定したユニットであり、ギアのことを気にすることなく演奏に集中できて、ファンとの交流ができるのはありがたい」
– Tim Henson, Guitarist of Polyphia

 「悩みがない、リスクもない、フラストレーションもないというのが、個人的にはベストなんですよね。やっぱりそうじゃないと、ミュージシャンって、すぐに別の製品に変えちゃうんです。アンプに関してもケーブルに関しても、ちょこちょこ変えてみたり、違うものを試してみたり。割と気に入った機材でも早いものは2~3年で替えたりするんで、10年も使い続ける機材って、ほぼ無いんですよ。だから、また最新型(GLX-D+)が出て、これからも使い続けるとなると、コスパとしても相当エグいですよね(笑)。でも、SHUREのGLX-D16を超えるワイヤレスってないし、周りでもそういう話は聞かないですからね。GLX-D16の良さといったら、悩みが全くないまま、10年経った現在も使えているというのが一番の良さだと思います」
– 大村孝佳 / Takayoshi Ohmura, ギタリスト

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製品情報

Shure / GLX-D16+ギターペダル・ワイヤレスシステム

価格:¥74,800 (税込)

【発売日】
2023/4/5
【問い合わせ】
シュア・ジャパン https://www.shure.com/ja-JP
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